製造業向け「維持保守のAR活用によるニューノーマル」ウェビナーを開催しました!

AR 拡張現実 PTC ロボット 製造
出典:PTCジャパン株式会社

はじめに

こんにちは、ITAGEの中村です。
2021年5月26日に弊社で「 維持保守のAR活用によるニューノーマル 」というテーマで製造業向けにウェビナーを開催いたしました。今回は、その内容についてご紹介いたします。

目次

そもそもARとは?
製造業でのAR適用領域
  組立・加工時
  点検時
  異常発生時
  技能・知識の伝達
  その場にないものを可視化
Vuforia製品
  1.Vuforia Engine
  2.Vuforia Chalk
  3.Vuforia Studio
  4.Vuforia Expert Capture
まとめ

そもそもARとは?

ARとは、「Augmented Reality」の略で、「拡張現実」と訳されます。


現実の風景にコンピュータでデジタルな情報を付加または合成して、 スマートフォンやタブレット、ARグラスなどのディスプレイにリアルタイムで表示する技術です。

現実を拡張するので拡張現実、そのままですね。

AR ARグラス スマートグラス

「ポケモンGO」が例に挙げられます。スマートフォンでカメラをかざすと実際の風景に加えてAR技術でポケモンが映し出されます。あたかも現実にポケモンがいるかのように見えます。

製造業でのAR適用領域

ARについてご説明しました。次は、製造業でのAR活用方法についてご紹介させていただきます。

組立・加工時

組立や加工をする時に、手順書を見ながら作業をすることがあると思います。しかし、文字や画像だけでは分からないことがあると思います。そこで、ARを活用します。

実際に組み立てているモノに、ARで作成した3Dアニメーションの手順を重ね合わせます。すると、紙の手順書だけでは分からなかった細かな作業も、直感的に理解できるようになります。作業の効率化やミスの減少に繋がります

点検時

設備や機械を維持するには、点検作業が欠かせません。点検は正確性が重要ですから、手間と時間はどうしてもかかってきてしまいます。 それらの課題を、ARを活用して解決します。

設備や機械の状態(数値など)をARで見ながら点検作業を行います 。 ARを活用することで、今まで見ることができなかった項目も確認できるようになります。点検のクオリティを維持しながら、時間を短縮することが可能です

点検 IoT タブレット

異常発生時

設備や機械の定期的な点検をしていたとしても、異常が発生してしまうことがあります。異常の原因を発見・対処をするには、豊富な知識経験が必要となってきます。しかし製造業は人手不足が課題であり、技能と知識を持つエキスパート(熟練者)が少ないというのが現状です。そのような時にもARが活躍します。

遠隔地にいるエキスパートが、現場作業員にARでマーカーをしながら指示を出します。ARマーカーは3D上にマークすることが可能であり、その場にエキスパートがいるような感覚で現場作業員に指示を伝えられます。

どの角度から見ても同じ位置にマークされているので、円滑にコミュニケーションをとることができます。エキスパートが現場に行くことなく、異常を解決することができます。

技能・知識の伝達

製造業では作業が属人化しているという課題があります。エキスパートの技能と知識を企業の財産として残し、他の社員に伝達していかなければなりません。ARはこの課題の解消にも活躍します。

エキスパートが行っている動作をAR化して、他の社員はそれを見ながら作業します。これにより、初めて機械を操作する人でもスムーズに作業を行うことができます。技術や知識を伝達することができて、属人化の解消に繋がります。

その場にないものを可視化

ARは拡張現実なので、その場にはないものを見せることができます。
例えば営業活動です。お客様に、実機のデモンストレーションをすることが可能です。営業先に持っていくことが不可能な設備や機械などを、お客様にARで見せることにより、製品のイメージを共有することができます。

また、開発者が設計段階でのレビューを行うことにも活用できます。実機を作る前にARで見ることができるので、コスト削減に繋がります。

出典:PTCジャパン株式会社

実際ARの導入は難しいのでは、、、?

と思った方も多いのではないでしょうか。
しかしPTC社のVuforia製品を使えば、すぐにARを業務に取り入れることができます。Vuforia製品の一部をご紹介いたします。

Vuforia製品

Vuforia製品 Vuforia VuforiaChalk VuforiaStudio VuforiaEngine
出典:PTCジャパン株式会社

1.Vuforia Engine

まずはVuforia Engineです。ARを使ったアプリケーションを開発できます。こちらを使うことにより、様々なターゲットを認識することができます。

2.Vuforia Chalk

2つ目はVuforia Chalkです。ビデオ通話とARを組み合わせたAR遠隔支援アプリケーションで、新型コロナウイルスが流行している今、とても注目されています。

Vuforia Chalkの詳しい説明はこちら

3.Vuforia Studio

3つ目はVuforia Studioです。CADの3Dモデルや画像、動画を簡単にARコンテンツへ変更することができます。

Vuforia Studioの詳しい説明はこちら

4.Vuforia Expert Capture

最後にVuforia Expert Captureです。こちらはエキスパートの技術伝承のために使用します。

エキスパートの仕事を録画、専用のソフトウェアで編集してAR化することにより、教育に使う手順書を作成することができます。

まとめ

このようにARを活用することで、製造業の「人手不足」や「作業の属人化」などといった課題を解消することができます。製造から点検、技術の伝承といった幅広い分野でARが活躍します

新型コロナウイルスが流行している今、ニューノーマルな働き方が求められています。その選択肢の一つとして「AR」を検討してみてはいかがでしょうか。

ウェビナーは月1回行っています。6月はAGVのウェビナーを開催する予定ですので、是非ご参加ください

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