Emulate3D
「Emulate3D」とはSim3Dにエミュレーション機能が加わったエディションです。
実機レスで制御プログラムをテストすることが可能です。
・ロボットメーカー、マテハン機器の開発担当
・機械設計、制御設計の担当
利用フェーズ:試作機作成、設備の異常発生時

エミュレーションとは?
エミュレーションとは、実機制御とEmulate3Dを接続し、その挙動を確認することです。制御のシミュレーションとも言えます。
例えば、Emulate3Dでコンベヤを作成してPLCと連携させることで実際のプログラムでどのような動きをするのか机上で確認できます。
何度も現地で調整する時間や試作機を作る費用などの削減に繋がります。その結果、開発におけるリードタイムの短縮が期待できます。

シミュレーション機能について詳しく知りたい方は、Sim3Dページをご覧ください。
エミュレーション機能の使い方例
1.モデル作成
モデル作成の詳しい内容は、Demo3Dの「1.モデル作成」をご覧ください。
2.接続先設定
接続先を指定します。通信方法などは機器やメーカーごとに異なります。使用例は下部の動画からご覧ください。

3.制御側との動作を紐づけ
連携後、Emulate3D内のどの部分がどのような制御で動くのかを紐づけていきます。

Emulate3DとPLCの詳細な設定項目はこちらです。

具体的な接続の流れは下の動画をご覧ください。
Emulate3Dと三菱電機PLCとの接続
Emulate3Dと三菱のOPC経由での接続
エミュレーション機能の特長
多様な通信プロトコル・ミドルウェア
Emulate3DはEtherNet/IPやOPCといった業界汎用プロトコルに対応しています。また、国内外メーカー独自のミドルウェアにも対応しており、拡張性に優れています。

物理現象の再現
Emulate3Dは物理エンジンを搭載しています。質量・重力・摩擦力などの物理を計算することで、より現実に近い機械や設備の動きを再現できます。
このようなシーンでご活用いただけます
試作コスト削減
3DCADのデータがあれば制御プログラムをテストできます。PLCやロボットコントローラと直接つなげられるため、試作機が無くても精度の高い検証が可能です。また、他設備との干渉も確認できます。

異常停止時間の減少
現実では難しい検証もシミュレーターであれば可能です。異常系や能力値の検証も事前に行えます。
また異常が発生した際も、Emulate3Dで現場を再現して改善処置の効果を検証できます。実際の機器や機械を動かして改善効果を検討する時間が省け、停止時間を短縮できます。

その他にも様々な業務・業界別の活用事例がございます。下記リンクからご覧ください。
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