AiA Innovation & Technology Challenge 2024祝・総合優勝&4冠達成!

4冠達成!

チームメンバーインタビュー

チームHabitageのメンバー6名のうち、各部門を代表して2名にインタビューしました。

ロボット部門

本番の様子(動画)

ITC2024はロボット部門からスタート。
今回の大会のルールは、ロボットが障害物にぶつからずにコース内のエリアにある5つすべてのボールを回収するのにかかった時間で勝負するというものでした。ロボットがエリア内に入ったと判定されたら、ボールを人の手でロボットに付けた箱やカゴへ入れていきます。ゴールにボールを回収するカゴがあり、カゴにボールをすべて入れ終わった際にタイマーストップされます。制限時間内にすべてのボールを回収できなかった場合は、終了時点で回収したボールの個数で勝敗が決まります。

A.
自社製品Collieの活用をコンセプトにロボットの設計を行いました。
最大の特徴は、マップ全体を撮影できるように、柱を立てて上空にカメラを設置したことです。
これにより、ロボットの周囲だけでなくマップ全体の状況を把握することが可能になりました。
また、ロボットの位置を正確に測定するために、Arucoマーカー(動画内のロボット上のマーカー)を使用しました。
制御方法としては、Collieを用いて障害物、目的地、ロボットの位置を検知し、最短経路を探索して走行します。
走行中は、Arucoマーカーの情報から予定進路との誤差をリアルタイムに補正することで、高精度な自律走行を実現しています。

本番の様子

アイデアソン部門

本番の様子(動画)

ロボット部門が終わると、午後からはアイデアソン部門が始まります。
アイデアソン部門では、ロボット部門の準備で身に着けた知識・技術や各社の強みを活かした製品・サービスのアイデアをチームで考え、プレゼンします。SDGsで設定されている17の目標のうち、1つ以上を達成できる製品・サービス、という条件のもと、
①実現可能性 ②顧客価値 ③新規性 ④収益性 ⑤取り組む意義 の
5つの評価基準で審査されました。

A.
今回、SDGsで設定されている課題を解決できる製品・サービスを提案するプレゼンという基準が設定されていたので、私たちのチームはSDGsの3番、「すべての人に健康と福祉を」が達成できる「AI機能を搭載した健康的な生活を支援するアプリケーション」を提案しました。
運動量や食事のバランス、睡眠の質に応じてキャラクターのステータスが向上し、そのキャラクターで対戦ゲームが楽しめるというものです。AI機能を活用することで、食事支援や運動フォーム分析なども可能になります。

このテーマに決めたのは、同日に開催されたロボットコンテストで使用したAI技術を活かした商品を作りたい、と考えていたからです。運動をしたいが継続できない人が多いというデータがあり、そういった人たちはどうすれば運動を継続できるかを考えました。そして、歩数計測をするゲームアプリケーションが人気だというところから着想を得て、このような製品を思いつきました。

コンセプトは「楽しく継続的な運動を!」です。コンセプトのように楽しんで継続的な運動を行える製品を考えられたと思います。

本番の様子

ロボットコンテスト後の動き


ロボットコンテスト終了後、
ロボットコンテストで使ったライトローバーを再び走行させて動画を撮影しました。(動画左)
そして、Collieと連携出来る自社製品、Board Collieの3D可視化機能により、
Collieで認識したロボットの位置情報をもとに、3D空間上にロボットの動きを描画できるようにしました。(動画右)

この機能により、作業者・フォークリフト等の作業のばらつきが発生しやすい作業状況の把握や、課題分析に役立てていただくことが可能です。

今後はさらにリアルな映像となるよう、シミュレーションソフト「Emulate3D」との画像インポート連携を進めていく予定です。

機能詳細としては、
・稼働ステータス取得機能(距離、稼働時間、稼働率)
・ヒートマップ機能
・巻き戻し機能
等を追加予定です。

製品紹介

今回の大会で活躍した「Collie」は弊社の自社製品です。
ノーコード画像認識AIアプリケーション「Collie」は、簡単3ステップで誰でもAI活用ができます。
ユーザー自身で教育・カスタマイズが可能なので、現場に合わせたあなただけの高精度AIをスピーディに導入することが可能です。

さらに詳しく

株式会社ITAGEではお客様の用途に合わせて様々なサービスを提供しております。
ご興味・ご関心がありましたら是非お気軽にお問い合わせください。

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